表紙 お知らせ 会則・入会案内・問合せ 日研の歴史 リンク
 
日曜例会予定表(12月)
例会場所 第1(6日) 第2(13日) 第3(20日)
上尾園 北本
厚木へら鮒センター あゆみ
後堤 岩手水沢 水沢中央
北上展勝
遠賀川 九州直方
大沢の池 福島原町
加須吉沼 鶴瀬 勇水
河北潟 金沢
鬼東沼 福島一竿 福島あだたら
鯨ヶ池 静岡静水会
群馬水郷 群馬太田
小峰城お堀 白河
逆井へら鮒センター 亀有
佐賀クリーク 佐賀さかえ
佐賀蓮池クリーク 水無月会 九州福岡
さくら湖 東葛 取手
佐屋川温泉前 愛知峰春 名古屋簓
三和新池 群馬邑楽 彩北 三山一竿
椎の木湖 巽 みずほクラブ 浮藻
将監 横浜山崎
甚兵衛沼 川口真菰 竜ヶ崎
清遊湖   荒川 浦和 若竹  
妹尾川 岡山
千石の池 山形長井中央 山形銀友
武雄、ハエ池 筑後川
田原サンテパルク 富士
筑後クリーク 三河
千代田湖 甲斐
筑波流源湖 成増 岩井 大森 草松 松戸結城 水舟
円良田湖
戸面原ダム 青空一竿
友部湯崎湖 水戸 鴻巣
長熊釣堀センター いわき
野田幸手園 小見川 千葉 八街
野守の池 野守
隼人大池 城南
聖湖 長野中央
平筒沼 宮城仙北
びん沼川
弁天池 仙台緑水 宮城阿武隈
真嶋園 八王子
美鈴湖 松本美鈴 松本葵 利根
武蔵の池 上福岡
柳池 静東
横利根川 新宿 佐原
和気の池 大聖寺
 
日曜例会予定表(11月)
 例会場所 第1(1日) 第2(8日) 第3(15日) 第4(22日) 第5(29日)
阿武隈川 宮城岩沼
五川目堤 三沢 三沢木崎野
後堤 北上展勝
大石クリーク 九州福岡
大沢の池 福島原町
奥山沼 米沢 山形銀友
カッパ沼 宮城とよま
河北潟 金沢
神扇池 浮藻 群馬邑楽
烏沼 秋田みずも
秋田本荘
北浦渚 竜ヶ崎
鬼東沼 結城
下条川ダム 加茂
小貝川吉野 大森 草松
五町八幡大池 愛知朝露
小峰城お堀 白河
佐賀クリーク 博多
早霧湖 静岡静水会
富士
さくら湖 利根 シルヴァークラブ 水舟
佐原向地 千葉
三川FP 名古屋簓 名古屋絆 愛知峰春
三名湖 成増 松本拓水
三和新池 赤坂
椎の木湖 上越 あゆみ
上福岡
彩北 立川
三山一竿
群馬太田
八王子
塩塚大和新堀 筑後川
将監 東葛 取手
清遊湖 亀有 八街 北池
千石の池 長井竿友
惣三郎沼 秋田山本
鷹巣中央公園沼 秋田鷹巣
滝波ダム 福井北ノ庄
岳山公園 福島あだたら
足田堤 秋田北水
筑後クリーク 水無月会
佐賀さかえ
千代田湖 甲府 甲斐
筑波湖 若竹
筑波流源湖 浦和 北本 蕨 加賀
手代沼 秋田大館
富里乃堰 横浜山崎 小見川
中山陥落池 九州直方
長熊釣堀センター 新宿
南畑沼 岩手盛岡
西の谷池 浜松釣心会
沼の辺 仙台緑水
山形段巻会
山形飛びぬけ
野木和湖 青森 津軽
野田幸手園 荒川
原の池 郡山
ひだ池 野守
百間川 岡山
ひょうたん池 新発田
新津3H
平筒沼 宮城仙北
前川ダム 仙台まこも
山形上山
山形中井中央
福島一竿
前山の池 川口真菰 錦水
松原湖 長野中央
三国園 久喜
三島湖 青空一竿
美鈴湖 松本美鈴
みどり湖 松本葵
みのわだ湖 城南 勇水
耳取沼 岩手水沢   水沢中央
宮池 新潟大野
武蔵の池 鶴瀬
柳池 静東
矢吹西沼 いわき
横利根川 あずま 池袋
川越 水戸
佐原
涌谷釣公園 宮城とよま 宮城小牛田
 
日研ニュース202010月発行598号掲載「この人に聞く」第82
    最上公園へら鮒愛好会代表 菅 宏和氏


最上公園へら鮒愛好会代表
菅 宏和 氏




最上公園釣り場風景




最上公園のへら鮒
   「池の水ぜんぶ抜く」というTV番組がある。目の付け所に感
心していたが、対象がへら鮒釣り場に及ぶに至り、「エライコ
トだ」と思った。日研会員の多くも驚いたに違いない。昨年放
映された、山形県新庄市、最上(もがみ)公園の池のかいぼり
(令和元年4月6日実施)である。これまでに放流されたへら
鮒はどうなるのか?今後もへら鮒釣り場が同様の危機にさらさ
れるのか?心配している内に「救出作戦を行う」とのニュース
が流れ、やがて「多くのへら鮒が救われた」と知った。これ
は、今後のためにも、日研ニュースで伝えなくてはいけない。
皆さまの釣り場が同じ危機に直面した場合、今回の対応は必ず
役に立つに違いない。救出作戦の中心として活躍された、最上
公園へら鮒愛好会代表の菅宏和(かんひろかず)氏(昭和58年
生まれ、石材店経営)にお話を伺います。
(聞き手:広報部 吉本亜土)
本誌 初めまして。救出作戦、お疲れ様でした。全国のへら
 鮒愛好者が、そしてなによりへら鮒が、菅さまはじめ新庄の
皆さまに感謝しています。先ずは、菅さまの魚釣りとの出会い
についてお聞かせください。
 小学2年の頃、父に連れられて近所の川でミミズを餌にザ
ッコ釣り。父はダメだったけれど、私はマブナを釣りました。
そして、小学校高学年から中学に掛けては川が遊び場。ヤスで
アユやカジカを突いたり、オイカワを捕まえたりしていまし
た。もちろん、へら鮒釣りも好きで…小学5年の頃には最上公
園へら鮒愛好会のゲストとして、大人の中に混ぜてもらってま
した。
本誌 川が遊び場。良い言葉です。そして、小学生の頃から例
会にゲスト参加!筋金入りですね。さて、最上公園とはどのよ
うな場所なのでしょうか?
 最上公園は、江戸時代、新庄藩の祖である戸沢政盛が築い
た新庄城の城跡。城跡ですが石垣などはなく、現在は戸沢神社
の立つ最上公園になっています。そして周囲の堀が釣り場で、
私は子どもの頃から遊んできました。今も歩いて直ぐの所に住
んでいます。
本誌 釣り場について教えてください。
 城跡を囲むように池が3つあります。真ん中のL字型の池
がへら鮒釣り場で、Lの縦棒が150m、下の横棒が60m、幅
が30m、水深は1〜2m。周囲は整備されて玉石が積まれ、陸
と水面に段差がないため釣り台不要、スノコを持参すればその
まま竿を出せる。市役所との良い関係が続いていて、釣りやす
いよう、水面の高さについても協力くださっています。
本誌 釣り方は?
 年配の方は底釣りでよく釣っておられます。若者は競技志
向で「7尺8尺、両ダンゴのカッツケ」が主流。一番釣れた時
は日に150〜160枚出ました。かいぼりした後はタナ70〜80pの
セミカッツケになり、釣果も落ちたけど、それでも60〜70枚は
釣れます。
本誌 それは凄い!例会も行われるのですか?
 はい、山形で此処ほど釣れる場所はありません。日研の皆
さまは自然環境に恵まれた、良型の釣れる場所が好みで前川ダ
ム、荒沼、沼の辺、原崎沼などが中心なのか、それとも遠慮し
ておられるのか、あまりみえませんが、年配者を中心とした5
〜6名の会などが他所からやってきます。愛好会としては、魚
の保護を第一に「1フラシ20枚」での検量と放流、そして高水
温でフラシの魚が傷まないよう「例会は12時まで」のローカル
ルールを守ってくださるよう、お願いしています。
本誌 フラシを複数並べる人もいるでしょう。20枚ごとの放流
ならまだしも、長時間閉じ込められたら確かに傷みます。さ
て、へら鮒の供給は?
 完全に放流頼り。しかし、新庄で売れる放流バッジは20個
程度。そのため、私が代表を務める最上公園へら鮒愛好会の有
志が資金を集め、日研さんに放流を委託しています。
本誌 愛好会の会員数は?
 15人程。これでは幾らにもならないけど、例年15万円ほど
集まる。そして、昨年はかいぼり対策で45万円集めました。毎
日来る人は多めで、5万円寄付くださった方もいます。
本誌 会員15名で45万円ですか!池を愛する気持が伝わってき
ます。
 毎年全放協と日研と合わせて、200キロの放流を目指して
います。以前はもっと多くて、平成8年から25年までは350キ
ロほど放していました。放流を推進する人が減り、「このまま
で大丈夫か?」と思っていた時、新しく若い人が入ってきまし
た。将来に期待しています。
本誌 毎日、何人くらいが竿を出しているのですか?
 平日は殆どいません。土日は8〜10名、マックス15名とい
うところでしょうか。
本誌 それで45万円は凄い!愛好会は毎月例会があるのです
か?
 いや、かつてはガッチリした会でしたが、現在は緩やかな
集まりに変わりました。年に4回ほど懇親会を開き、12時まで
釣って、14時から私の石材店の庭でBBQしたりしてます。暑い
夏には、午後遅くまで釣ると高水温のフラシの魚が傷むため、
例会は12時終了。これが最上公園のローカルルールです。
本誌 ところで、各所で悩まされているカワウの被害は如何で
すか?
 最上公園は新庄駅から500m行ったつきあたり。住宅地の
中にあるため、カワウは敬遠するようです。なにより、近くに
はアユ釣りで全国的に有名な小国川がありますから。
本誌 確かに、へらよりアユの方が美味しそうです。
 ところが冬になるとやってくる。
本誌 え!
 冬は川が雪捨て場になるため、エサを求めてカワウが来る
のです。最上公園には大きな噴水が設置されていて、冬でも全
面結氷しません。水面の開いている場所から飛び込み、魚を追
いかけてます。
本誌 氷の隙間から!
 そのため、冬は交代で見回ってる。池の幅がないので、ル
アーを投げたりして追い払います。
本誌 雪の中で釣り場を守る努力に敬服します。ところで、池
は何処の管理ですか?
 へら鮒を釣ってるL字型の池は、市役所の所有で市役所の
管理。他の2つは戸沢神社の所有で市役所の管理です。
本誌 では、愛する釣り場がかいぼりに至った経緯を教えてく
ださい。
 「池の水ぜんぶ抜く」のスタッフは、「何処かにかいぼり
できる、面白そうな池はないか」と全国を探し回っています。
そして、最上公園が候補に上がり、市役所に掛け合った。
本誌 確かに勝手に抜くわけにはいきません。
 この提案に対し、当時の公園担当者が「観光のPRとして話
題になれば」と考えたのですね。
本誌 TVに出れば、新庄に観光客が来る。
 そのとおり。しかし、このまま干されてはたまらないの
で、市役所に「新庄市民が釣り場として守ってきた」とアピー
ルしました。すると「ここは釣り場ではありません。最上公園
の一部で釣りをしていただくのは構わないけれど、本来釣り場
ではありません」のスタンスでした。
本誌 役所らしい対応ですね。
 TV局のスタッフは最初、3つの池全てを抜きたいようでし
た。これに対し私たちは過去の放流実績を市役所に示し、「仮
に放流した魚が全部死んだら、どれほどの補償予算が掛かりま
すか?」「住民から反対されたらどうしますか?」と強調し、
「釣り人と完全に対立して企画が潰れたら、市役所も困るでし
ょう。お互い折り合いの付くところで決着したい」と話し合っ
たのです。
本誌 なるほど。
 結果、TV局の側も「釣り人の反対を押し切って」の形には
したくなかったのでしょう。へら鮒を助けることになりました。
本誌 その方法は?
 まず、専門業者がポンプで水を落とす内に、私たちが毎日
L字型の池で釣り、そのへら鮒を隣の二番目に大きな池に移し
ていきました。
本誌 池に移してしまっては、回収が大変でしょう。
 そこで池の中に杭を打ち、水中の杭に網を張り、出来上が
った水中イケスに放しました。
本誌 昨年、鎌北湖で行った救出作戦と同じですね。鎌北湖の
場合は、湖の中に大きなイケスを幾つか浮かべ、釣ったへら鮒
をイケスに放ち、そこから落ち着き場所となった愛知県のひだ
池へトラックで運びました。ところで、当日かいぼりで獲れた
へら鮒は?
 TV局は、パイプで枠を組んだ大きなプールを用意していま
した。魚が獲れると其処へ放して選別する。
本誌 私たちにとって最も興味あるのは、へら鮒の位置づけで
す。番組ではどのように扱っていましたか?
 外来種で登場します。
本誌 バスやブルーギルと同じく?
 番組の構成上、そんな印象を受けました。元々その池に居
た魚ではない。琵琶湖にいた原種が改良され放されている。だ
から外来種。極めて強引な主張です。
本誌 彼等はバスやブルーギルも獲りますよね。これらの其の
後は?
 特定外来種は処分対象。山形でも再放流は禁止。駆除され
ます。生き物なんだから、一度入った以上、駆除も気の毒だけ
ど…。
本誌 番組ではどうやって処分するのでしょうか?
 特定外来種である以上、結局はゴミ袋行きでしょう。但
し、選別して最終処分する場所は一般人を入れない。もちろ
ん、TVでも映さない。
本誌 ナチスの収容所みたいですね。菅さんやお仲間がいなか
ったら、へら鮒はどうなったのでしょうか?
 番組の構成上、国内外来・特定外来に限らず、外来種と言
っておけば「生存に最善を尽かさなくても宜しい」という進め
方を感じました。私たちが頑張らなければ「へら鮒も同じ運命
を辿った」可能性が高い。
本誌 水産関係の学者も参加していたと思います。その方たち
の反応は如何でしたか?
 「国内外来種もやつけちゃえ」とは言わない。「池の水ぜ
んぶ抜く」における環境保全の趣旨は元々いた魚を護ることに
あり、本当は魚を他所から移入しないで欲しい。けれど、へら
鮒や鯉は既に人々から親しまれ、市民権を得ている。後は、地
元住民が番組にどのように働きかけるかで変わる…といったと
ころでしょう。私たちが居たためか、地元に気を遣い「バスや
ブルーギルとは一線を引いている」感じではありました。
本誌 なるほど。最上公園のへら鮒は、熱心な地元住民がいた
からこそ守られたのですね。
 番組は「外来種と唱えていれば、守れなくても=殺しても構わない」のスタンスです。そして市役所では、国内外来種と特定外来種を区別できません。
本誌 本当に危ないところでした。心より感謝申し上げます。
但し今回は、池の所有と管理が市役所だったことに加え、強い
意志を持つ皆さまが主張し、皆さまの放流した魚として「所有
権が認められた」からこそ救われたのです。これがもし個人所
有の池だったら、毎日近所の人がへら鮒釣りを楽しんでいて
も、「魚は個人の所有物」としてどうしようもなかったかもし
れませんね。
 今回の件「日研の方からも働き掛けがあった」と浅沼英夫
さん(山形地区副部長、山形飛びぬけ支部)から聞いています
よ。
本誌 いやいや、へら鮒が外来魚として扱われる問題につい
て、日研は手を抜いていました。地元の方々の努力に頼り切っ
ていました。大いに反省しています。日研会費についても「何
か起こった場合、世間や当局と交渉してもらうための経費と考
えている」との声を聴きます。釣り場や魚に何かあったら、私
たちは発信する必要があるのです。
 なるほど。
本誌 昔、日研は「横利根川の漁業権問題」「精進湖のイケス
撤廃問題」「水産庁におけるつり人課の設置」などで外部と折
衝し、日研ニュースにも「湖の富栄養化を防ぐための合成洗剤
問題」「ブラックバス問題」「カワウ問題」などが取り上げら
れています。ところが現在、そのような動きは鈍い。
 何故ですか?
本誌 私の思うところ「釣れちゃってる」ためです。活発に対
外発信していた時代は、とにかく釣れなかった。昔は精進湖で
も平日で3キロ4キロ、日曜ならオデコ続出。私が日研に入っ
た昭和50年代の横利根も「3匹釣れれば一人前」と言われまし
た。それが現在…。
 釣れますか?
本誌 昭和50年代半ばから放流量が増え、昭和63年から平成12
年の13年間、毎年200〜250トンの放流が続きました。結果、全
放協と日研合わせ、これまでの放流量は7千トンに及び、最上
公園も其の一部です。
 7千トンは凄い。
本誌 今は放流バッジの売上も日研の会員数も減り、年間70ト
ンほどしか放流できていません。ならば釣れないかというと…
釣り人の数も同時に減っているため、一人あたりの割り当ては
変わっていない。そのため、西湖や精進湖など平日なら50〜60
キロ、日曜でも10〜20キロの釣果が出ています。
 凄い!
本誌 そうです。しかし、放流が減ったため「大型しか釣れな
い」「魚が傷んでいる」との声もあり、将来「大先輩の遺産を
食いつぶした」と言われないか危惧しています。しかし、とり
あえずは好漁が続いている。これが世間への発信が弱くなった
原因でしょう。反省しています。新庄の方々を見習わなくては
いけません。
 山形県の前川ダムは放流の成果でしょう。
本誌 仰るとおり。私も前川ダムは毎年行ってますが、自然に
恵まれ、タダで、しかも陸から沢山釣れる、素晴らしい釣り場
です。但し、日本全国を見ると…昔のようには釣れない場所が
目立ちますね。
 山形県もカワウの影響なのか「釣果が落ちた」との話を聞
きます。だから、最上公園が人気あるのです。
本誌 青森県の花切川、秋田県の八郎潟、福島県の喜多方川
前、北陸、中四国はじめ、昭和40〜50年代のへら雑誌を飾った
けれど、今は…という場所が多い。釣り人減少による放流バッ
ジの売上減、日研の支部や会員の減少といった問題を抱えてい
ますが、地方の野釣り場の復興は大きな課題でしょう。昔、関
東が釣れなかった時代、地方への遠征は皆の憧れであり楽しみ
でした。そんな状況が戻ってくればと願っています。最上公園
は其のお手本です。
 なにしろ新庄には小国川があるため、若い人もアユ釣りの
予選会に夢中。へら鮒を放流していかないと、へら鮒に目を向
けてもらえない。だから放流に熱心なのです。
本誌 なるほど。ところで、隣の池に移されたへら鮒は其の後
どうなったのですか?
 事前に釣って移した魚に加え、当日20キロ入るコンテナ
で60杯。計1.2トンを追加で運びました。
本誌 毎年の放流量を考えると、ずいぶん多いですね。魚の扱
いが優しいうえ、環境も良いのでしょう。
 とはいえ、5〜6寸の小べらは数えるほど。やはり「放流
頼り」であることが分かりました。
本誌 池が干された後は?
 大勢で泥の中を動き回った後、解散と同時に水を入れまし
た。本当は暫く底をガリガリに干し、それから水を戻すのが良
いのですが…。
本誌 干すと良いことが?
 ヘドロの除去になります。干すのは其の滅多にないチャン
スなんです。本当はクレーンでヘドロを浚うのがベストだけれ
ど、これはトンデモナクお金が掛かる。その代わり、2〜3カ
月、池の底を日光に当てておくと、燐や有機物が空気中に逃げ
てヘドロが土へと戻る。このままだと更にヘドロが溜まり、30
年後とかには水深50pになってしまうでしょう。
本誌 確かに、池を干したら魚が増えたとか釣れるようになっ
たという話を聞きます。
 そうです。泥に潜っていた魚は死ぬけれど、池を干すと其
れ以上の効果が上がります。
本誌 初めて知りました。ありがとうございます。ところで、
水を戻した後は如何なりましたか?
 堀とつながった川から水を入れたら、あっという間に元に
戻りました。そこで、隣の池のイケスからへら鮒をすくい上げ
て戻すことにしました。ところが…
本誌 ところが?
 網の下から抜けたりジャンプしたり、殆ど逃げてしまっ
た。
本誌 あれあれ。
 幸い、イケスの池とかいぼりした池は、地下の土管で繋が
っています。イケスの池の方が高い位置にあるため、一緒に水
位を下げて行ったら、かいぼりした池へ泳いで戻ってくれまし
た。
本誌 良かったですね。位置が逆じゃなくて。そして、その後
は?
 初めにお話ししたとおり、6月には山形の名人が100枚釣
った。自分たちでも60〜70枚は釣れる。更なる復活を期待して
います。なにしろ、山形は前川ダムしか釣れないでしょ。
本誌 浅い池で陸から長竿が辛いですね。地区大会などで地方
へお邪魔すると、そういう釣り場が多い。殊に山形市郊外の荒
沼(あれぬま)。21尺の浅ダナで、同じ地点にリズムよくエサ
を落としていく。普段、魚の濃い場所でボートから天々の釣り
ばかりしている私にとっては至難の技で…毎年殆どボ〜ズ。鬼
門です。
 だからこそ、最上公園は「アタリの多い、リズムよく釣れ
る」釣り場を目指してきました。山形では此処に来ないと、勝
つ釣りの練習になりません。そのためにも、山形でお金を払う
野釣り場はないけれど、何度もみえる方には放流のための寄付
をお願いしています。
本誌 釣り場を守るために大切です。
 そして、先輩が築いてくれた市役所との良い関係を続けた
い。将来も皆で最上公園を楽しめるようにしたい。今回も放流
などを通じて市役所と関係あったおかげで、へら鮒を守ること
が出来ました。
本誌 公的機関や地域との関係は大切ですね。此れを怠り「釣
り禁止」になった場所がどれ程あることか。ところで、かいぼ
りの後、釣果以外に何か変化はありましたか?
 池の環境がガラリと変わった。20年30年やってるけど、初
めて菱藻が生えてきました。
本誌 菱藻ですか!風情ありますね。
 ところが繁殖しすぎ。人間が動き回って池の底に酸素が回
り、発芽を促したのですね。今や池中が菱藻だらけで竿を出せ
ないほど。しかも、枯れて水底に溜まればヘドロの元となりま
す。
本誌 おお!東京の井之頭公園でもかいぼりの後、絶滅したと
思われていた「イノカシラフラスコモ」が復活。大きなニュー
スになりました。とはいえ、菱藻の復活を単純には喜べません
ね。現在、釣りは藻刈りしてからですか?
 そうです。ルアー竿を振って目の前の菱藻を抜く。
本誌 地区大会で秋田の足田堤(たらだづつみ)へ伺った時
は、磯竿につけた鎌で菱藻を刈ってくれました。
 池の水を膝下まで落として菱藻をぬいたこともあります。
ところが…
本誌 ところが?
 底を踏むと、酸素が回ってまた出てくるの。そのため、明
日は愛好会で市役所からボートを借り、満水のまま底を刺激し
ないよう、水面から手で抜く「菱藻駆除作戦」を行います。
本誌 ボランティア精神に満ちた会ですね。釣り場を愛する心
が伝わってきます。
 子どもの頃からお世話になった地元の釣り場に恩返しをし
たい。これが第一です。そして、強引に放流したり、釣り人だ
けを優先させる整備を推し進めたりしないことも大切。地域の
方と揉めてはいけません。確かに最上公園は魅力的な釣り場で
すが「公園利用の一つにへら鮒釣りがある」ことを一人一人が
意識し、目先の事情にとらわれず、役所関係者や地域の方々か
らの理解を得て、末永く此の釣り場が存続するよう願っていま
す。
本誌 何処の釣り場にも共通する大切なことですね。さて、へ
ら鮒救出作戦を終えて感じることは?
 水抜きによって大量のへら鮒が犠牲になったと思います。
確かに残念ではありますが、今回の活動を通じて「様々な方に
釣り人を認識していただく切っ掛けとなった」と感じていま
す。放流を継続し、子どもから大人までが楽しめる最上公園の
池を今後も維持していきます。
本誌 菅さんのような方が、日本各地で釣り場を守ってくださ
っているのでしょう。心強い限りです。日研も負けないよう、
務めなくてはいけません。今日はありがとうございました。益
々ご活躍ください。
 
 日研ニュース2020年10月発行598号掲載
「自然の摂理は現代人類にとっての不条理」といふこと
                        赤坂支部 遠藤克己
 先日、某釣り雑誌の対談に呼ばれた。内容に関して本稿では言及しないが、少なくとも一寸反省
させられた。日研は諸問題に対して意見を発信していない、また一般会員や組織外の釣り人の生の
声を吸い上げていない、とクレームされたのだ。確かに昨今はSNSを利用する者が多い。小職は日
研の中では若造だが、それでも生粋の昭和人類を自認しているので、SNSなどで軽薄に思い付きを
吐露するのは性に合わないし、面識もない人々が文字だけを投げつけ合う虚構の世界を真面目に取
り合うのは抵抗感がある。しかし、ここまで言われると、そして次世代を担う若者の日常道具だか
らと説得されると、少しは普段考えていることを歯に衣着せずに発信すべきかな、と思いを新たに
した。
 で今回は、いきなりSNSではないけれども私見を投稿する次第。理事長としての公式見解ではあ
りませんから誤解なきように。そして、コメントある方はどうか日研のメルアドにコンタクトを。
大いに議論しましょう。

 有名なテレビドラマ「北の国」からの原作者である昭和10年生まれの脚本家・倉本聰は、エッセ
ー「ヒトに問う」で述べている。彼のドラマの根底に流れる哲学のようだ。「文明社会は進歩を求
める。求めるというよりそれを追求する。追求しまくる。しかし自然には進歩というものがない。
自然の営みに右肩上がりはない。そこにあるのは『循環』のみである。では、その両者間に矛盾は
出ないのか」蓋し名言であろう。
 今や地球は人類にとって都合の良いモノで溢れかえっている。ジャングルは伐採され、先ずは焼
き畑農業が営まれたのであろうが、現代ではハゲタカ実業家の手でバイオエタノール用のサトウキ
ビ畑になり、やがては高効率化されたソーラーパネルでも並ぶのであろう。明らかに自然は疲弊し
ている。
 1970年代に漸くエコロジーの発展形としての環境保護が議論され出し、ローマクラブの「成長の
限界」(1972年)、レスター・ブラウンの「Plan B」(2003年〜)などが持て囃され、その後に地
球温暖化が大きな話題となった。小職は環境保護活動の本流には原則賛同している。しかし、大き
な流れの傍らで種々雑多な怪しげなムーブメントが興り、それも流行となって行く事実を見逃すこ
とは容認出来ない。本稿で取り上げたいのは「生物多様性の喪失」なる専門用語にカモフラージュ
された「外来種の敵視」である。

 さて、倉本聰は天晴だ。閉鎖された富良野プリンスホテル・ゴルフコースに植樹して、同地を自
然の森に戻そうとするNPO法人を立ち上げ、活動している。日本を愛した好漢、故・CWニコルも黒
姫にアファンの森を遺した。これらは自然を畏敬し本来の循環を取り戻そうとする活動で、及ばず
ながら小職も経営する会社の周囲に、潜在自然植生の世界的権威である宮脇昭・横浜国大名誉教授
の指導下で自然林を再生中である。
 しかし、ここで小職は課題に直面したのだ。潜在自然植生とは「一切の人間の干渉を停止したと
仮定したとき、現状の立地気候が支持しうる植生のこと」なのだが、“現状の立地気候”は地球環
境と共に時々刻々変遷し、期待していた理想どおりにはならないことが分かった。当たり前なのだ
が、森を再生すれば動物が来る。植樹後7年を経た我々の森にも、フクロウやイノシシが戻って来
た。けれども同時にタイワンリスやハクビシンも棲みつき、セイヨウミツバチも飛んでいる。更に
は植えたはずのない樹木も勝手に生えている。“本来の自然”を再生しようと頑張ったのに、そこ
には招かれざる客人も我が物顔で入り込んで来たのである。
 小職は、こういった地球上の何処でも見ることの出来る現実から「外来種」などという恐るべき
自己中心的概念が生まれたのだと危惧する。では巷でいう「外来種」とは何ぞや?
 ここに環境省のマニュアルがある。農水省などのWeb Siteでも同様の文書を入手することが出来
る。で、こう書いてある。「外来種とは、たとえばカミツキガメのように、もともとその地域にい
なかったのに、人間の活動によって他の地域から入ってきた生物のことを指します」ここまでは、
まあ納得である。更に続きがある。「外来種という言葉を見ると、海外から日本に持ち込まれた生
物(国外由来の外来種)のことを表すと思われがちです。しかし、在来種(本来の分布域に生息・
生育する生物)でも、たとえばカブトムシのように、本来は本州以南にしか生息していない生物が
北海道に入ってきた、というように日本国内のある地域から、もともといなかった地域に持ち込ま
れた場合には、外来種となり、もとからその地域にいる生物に影響を与える場合があります。この
ような外来種のことを“国内由来の外来種”と呼んでいます」ここまで来ると相当に変だ。我々の
周りに当たり前のように居るイネ(米)だってイヌ(犬)だって、古来人間の生活に密接に関係し
て来た生物は、何処から来て何処に行ったのかなどは学説になるくらいの謎だ。
 次に、もっと怪しい文章が登場する。「渡り鳥、海流にのって移動してくる魚や植物の種など
は、自然の力で移動するものなので外来種にはあたりません」。おいおい、自然って何なの?人間
も自然の一部でしょうが。現代人類を別格に扱う姿勢に呆れる。そして怪しげな論理の果てに極め
つけの法律が登場する。平成17年6月に施行された「特定外来生物に係る被害の防止に関する法律
(外来生物法)」である。“問題を引き起こす”海外起源の外来生物を「特定外来生物」として指
定し、その飼養、栽培、保管、運搬、輸入といった取扱いを規制し、特定外来生物の防除等を行う
ことが条文化されている。ここで補足。外来生物=外来種と理解して良いようだ。
 人類は大した歴史を有している訳ではないが、その数十万年の間に種々の生物を移動させて来た
であろう。それは反故にして、これから現代人類が関与するものに限定して法制化しようというの
なら妥協しても良いが、“問題を引き起こす”という件が乱暴過ぎる。一体、誰が判定するという
のか?単純に「嫌いだから」「危なそうだから」を基準にして国民投票でも行った方がすっきりす
る。昨今の日本社会は皆平等を謳い過ぎているから何も出来ず、斯様な曖昧模糊とした言い訳がま
しい法律を作るのであろう。 だが我々の多くは、ブラックバスが対象になったことでこの法律を
歓迎してしまった。当時の環境大臣・小池百合子が曖昧さに付け込んで、人気取りの政治的判断を
加えることが出来たことからも分かるように、これは魚類だけに限って見ても問題だらけの法律な
のである。例を挙げよう。@“問題を引き起こす”可能性に関し明確な判定基準が示されていな
い。A実はキャッチアンドリリースは問題ないとしている。B特定外来生物の指定予備群として
「生態系被害防止外来種リスト」を作成しており、“国内由来の外来種”も対象となっている。
 先ず@は魚類に限った話ではないが、基準が曖昧ゆえに小池の突っ込みを許してしまった。Aに
関しては、ご存知ない方も多いと思うので補足しておきたい。現時点で内水面に於けるオオクチバ
ス(ブラックバス)の漁業権を得ているのは全国でも神奈川県の芦ノ湖、山梨県の河口湖、山中
湖、西湖(注:2023年には更新しない計画)だけ。しかし免許のない他の内水面でのバス釣りは違
法行為かというと答はNO。そればかりか、条例等で別規定が設けられていない限りに於いてはキャ
ッチアンドリリースも問題なし、というのが現状なのだ。“問題を引き起こす”ブラックバスを事
実上の野放し。全然意味がありませんね。そして今、我々が最も注意しなければならないのがB
だ。池のかいぼりのテレビ番組で、へら鮒はゲンゴロウブナ=琵琶湖産の“国内由来の外来種”と
称されるのは、この法律に照らすと間違いとはいえない。上記Bのリストには現時点でゲンゴロウ
ブナは、コイやワカサギやアユなどと共に未掲載となっているのだが、今後何時、難癖を付けられ
るか分からない。何せ法律自体の拠り所が曖昧なのだから。ただし、この点だけは理解していただ
きたい。リスト未掲載の魚種は“問題を引き起こさない”と判定されています!

折角の機会だから今少し専門的な話も取り上げておきたい。実は、斯様なムーブメントの中で、
経済的に損害をもたらすとか、DNAを撹乱するとかの罪?で目の敵にされて来た外来種であった
が、最先端の生態学では異論を唱える研究者が着実に増えている。

 その中で2冊の本を紹介したい。@「THE NEW WILD(邦題:外来種は本当に悪者か?)2016年フ
レッド・ピアス著」A「INHERITORS OF THE EARTH(邦題:なぜわれわれは外来生物を受け入れる
必要があるのか)2017年クリス・?・トマス著」。ここで共通に述べられている主張を咀嚼してみ
る。@在来種は善、外来種は悪、そういった単純な決め付けを錦の御旗に環境保護主義者は、押し
寄せる外来種を生態系喪失に次ぐ危機と位置付け、固有種とその生態系を守り、よそ者の襲来を阻
止しようと半世紀近くも努力して来た。A人類は間違いなく自然の一部であり、「手つかずの自
然」は単なる想像の産物に過ぎない。自然生態系は不可逆的に変遷している。B現代では人類が地
球規模の気候変動やモノの移動に劇的に絡み、その活動が地球生態系の変遷のスピードを極端に上
げてしまっている。現代はおそらく、6千万年前に起こった恐竜絶滅以来、最も急速な変化の時代
にある。C外来侵入種が生物多様性を守るための深刻な脅威との風潮は、真実とは全く真逆だ。外
来種が行き交う“人新世”こそが生物多様性を高めている。D古いものは、かつては新しいもので
あったのだ。多くの種が、最初に進化したところではなく、たまたま生き残った場所に現在棲息し
ている。地球生態系は長い時間と共に変遷し続けており、遺伝子はあちこち移動して来たと考える
べきであり、それを固定しようなど土台無理な試みである。

 ここから我々は以下の重要な示唆を汲み取るべきであろう。@生態系は変遷する。在来種も外来
種もない。A人類が地球生態系の変遷を極端に加速させている。B生物多様性の喪失は外来種の侵
入に因るのではない。これが真実なら「外来種の敵視」は全くのお門違いというものだ。

 話は俄然複雑になるが、ここで全然違った視点の導入が必要になる。一体、現在の地球上の生態
系はどうなっているのか、との現状認識である。国連の科学者組織「生物多様性及び生態系サービ
スに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)」2019年の総会に提出された報告書による
と、種の減少ペースが人類の活動によって加速し、過去5億年で6回目の「大量絶滅事象」がすでに
進行中である由(注:もちろん直近の5回目は恐竜の絶滅だ)。その中でも、劇的な減少率になっ
ているのが野生哺乳類のバイオマス(生物体の総重量)で82%の減少。結果、哺乳類の全バイオマ
スの95%以上は人と家畜で占められ、人類が自らの生存のために他の哺乳類を絶滅の危機に追いや
っているのだ。「生物多様性の損失と気候変動をもたらす大きな間接的要因は、世界人口の多さ
と、その消費能力の増大だ」ということになる。

 つまり、上記の生態学者の新説が合っていようといまいと、地球は人類と、その為に必要な食物
となる動植物で独占されようとしているとうことだ。残された生態系は変遷し多様性が維持されよ
うとも、地球の大半は人類に支配されているということである。愈々我々は在来種だ外来種だなど
と論争している場合などではない。

 小職は個人的にブラックバスが嫌いだ。申し訳ないけれど風貌が好きになれない。それに、あの
三島湖や豊英湖から小魚が突然消えた異変を思うと、侵入直後の漁業被害が甚大なことも容易に想
像出来る。しかし、何世代かを経た現在、ワカサギや他魚種との安定共存レベルが見えて来たこと
や、遺憾ながらバス釣り相手で舟宿が潤い若い釣り人口を下支えしている現実を踏まえると、根絶
に目くじらを立てる状況ではなくなった気がする。それよりもっと質が悪いのはブルーギルだ。管
理釣り場にも棲息している事実から、ゲリラ放流などでは説明がつかない。他の魚の放流に紛れ込
んで来るのか、鳥が運ぶのだろう。それにし

 小職はコロナ禍で一時、暇を持て余したので、他人に迷惑を掛けないであろう耕作放棄地での農
業を始めた。そして驚いた。先ず、トラクターに乗って耕していると何処からともなく鳥が飛んで
来た。セキレイやカラス、ムクドリ。色々集まって来る。直ぐに、土中から這い出して来るミミズ
や虫けらを求めているのが分かった。田圃に水を張ったら、あっという間にオタマジャクシやヤゴ
が湧き、その内に水生昆虫が集まって来た。ミズスマシやタイコウチとかも何時の間にか棲んでい
る。何せ無農薬だから梅雨時にはホタルも飛びそうな勢いだった。流石にメダカやドジョウは湧か
なかったが、でも時間の問題であることを理解した。だって、サギも沢山来ているから。

 しかし思った。ウシガエルやアメリカザリガニは外来種。モンシロチョウだってそうだ。何でも
湧いた方が良い。我が田圃の上空を飛ぶツバメが近隣の田圃には行かないのを見れば尚更である。

 海上には時に火山島が生まれ、噴火が収まって十年もすると島は植物でおおわれる。種子を風が
運ぶとも言われるが、それよりも海鳥が運ぶのであろう。彼等は何故か島を容易に発見する。それ
はそうだろう。ツバメの様な小さな渡り鳥ですら、5千キロ超の旅を春と秋に毎年繰り返すのだ。
ドローンなんて玩具を大層なもののように有り難がっているのは我々無能な人類だけだ。あの小さ
な体で極く僅かなエネルギー消費で体内羅針盤を駆使出来る鳥は正に神の化身だ。島を見付けるく
らい造作もないであろう。

 良い機会なのでカワウにも言及しておきたい。カワウを専門にしている著名研究者から、日研ニ
ュースでも過去に3名も登場していただいた。福田道雄氏、亀田佳代子氏、高木憲太郎氏。各氏の
勇気に敬意を表したい。そして、彼等は決して保護一辺倒でなく、多くの関係者と共に漁業被害対
策を練り、実践して来たことを我々は再認識すべきだ。それでも決定打は無く今日に至っている。
自然が疲弊する一方で、繁殖を支える餌が撒かれているのだから、小職もカワウ根絶は有り得ない
と思っている。

 カワウ研究者で今、私が一番注目しているのは1979年生まれの坪井潤一氏だ。彼は「理想自由分
布」という概念を使ってカワウの分布を説明している。簡単にいうと、最大繁殖地の琵琶湖を中心
に、日本全体で一つの個体群を形成しているとの仮説を提唱。その高い移動能力で餌が豊富な場所
を上手に渡り歩いて(飛んで)いるというのだ。実際に足環標識で600kmもの移動が確認されてい
る。彼は積極的な駆除対策をも具体的に実践しているのだが、結論は「そこに餌を撒くような行為
を止めないのなら、放流者自らが根気良く適材適所の対策を続けるしかない」としている。

 久し振りに長々と書かせていただいた。しかし纏めておかなければ筆を置けない。結論は難しい
が単純。「自然の摂理は現代人類にとっての不条理」なのだ。生態系の変遷をフリーズしたくとも
不可能。人間の都合の良いようにコントロールしたくとも極めて困難。何故なら「自然は理に従っ
て循環するのみ」なのだ。そこに外乱要因を加えても、やがて安定な状態に戻ってしまう。自虐的
だが一番の問題は増え過ぎた人類なのであろう。

 ブラックバスやカワウを駆除し続けても、その労力に見合った状態での安定があるのみ。何か家
庭の和を保つために多大なるエネルギーを労費し、しかしながら或る納得し難い状態で妥協してい
る自分の話のようだ。

 だから、、、我が愛する、へら鮒を大切に思うなら、受け入れて貰える釣り場にそっと放流させ
ていただき、その生態系で共存、あわよくば相応に繁殖を続けられるよう、大切に扱うことであ
る。沢山釣って、フラシに押し込んで、検量場所まで運んで、という現在の楽しみ方は無茶だと思
う。限定枚数重量制とか、現場検量機の開発であるとか、野釣りの競技方法を真剣に考え直す時機
が到来したのかもしれない。

 
全国の日研会員の皆様へ
◎日研執行部からのお知らせ
1.11月7日(土)新べら放流式および8日(日)秋季大会は、新利根屋廃業のため、横利根川・
  中島屋を本部として開催。駐車場は両日とも、中島屋前のパルナPを使用できます。
2.11月23日(祝)農水杯は参加資格を以下のとおり一部緩和したうえで開催します。
 @2020年、中央における秋季大会参加者(日研会員+一般参加者)、舟・陸それぞれの上位5%。
 A2020年、地区において10月末までに行われる地区大会参加者(日研会員+一般参加者)
  および支部長懇親釣会(支部長・地区長の部、一般会員の部それぞれ)の上位5%。
  なお、11月以降に開催の場合は来年度の農水杯参加資格を得るものとする。
 B2020年、地区において10月末までに行われるベストスリー戦の上位3名。
 C2019年、AOY中央の部および地区の部、それぞれ20位まで。
 D2019年、農林水産大臣杯上位6名(シード)。
 E所属支部における、2019年度の成績優秀者(年間優勝〜3位)。
  なお、この措置は新型コロナ禍による資格者減少に対応し、今年度に限って年間優勝〜3位に
  拡大したものです。
 F今年は新型コロナ禍のため、ブロック大会、地区における懇親会の多くが中止となっています。
 開催された大会については、1位を獲得した日研会員は農水杯の参加資格を得ます。
 また、主要へら鮒釣大会およびメーカー主催のトーナメントの多くも中止となっています。
 開催された大会については、1位または準ずる成績を上げた日研会員は農水杯の参加資格を得ま
 す。
 G日本へら鮒釣研究会の活動にご理解ご協力くださる釣具業界、出版業界、友好団体などが主催
  するトーナメントにおける上位入賞者および其の推薦する釣り人(所属インストラクター、友
  好団体における成績優秀者など)
 H海外からの参加者
3.三島湖、横利根川とも釣舟利用者の減少その他で放流資金確保が難しくなってきており、今年
 度の組合としての委託放流は見送られました(註:稲敷市の横利根川への委託放流は秋季大会前
 日に行われる)。そこで、全放協および日研が力を合わせて、三島湖には合計300キロ、横利根
 川へは農水杯前に合計1トンの放流を計画中。
 日研分の財源としては70周年記念放流事業費の一部を充てます。
4.横利根川の仕切網が、来年5月、撤去される見通しとなりました。舟宿あづまの廃業により、
 残された舟宿4軒では人的にも資金的にも仕切網の維持が困難なためです。一方、来年度の横利
 根川における日研行事は変更なくそのまま開催。1年間は様子を見たいと思います。
5.毎年横浜で行われてきた「釣りフェスタ」について、来年度の開催は中止と決まりました。
 厳しい残暑も峠を越えたようです。全国の日研会員の皆様におかれては益々ご清栄のこととお慶
 び申し上げます。
  しかしながら本年は、日研創立70周年の記念すべき年であるにもかかわらず、図らずもコロナ
 ウィルス騒動で記念式典を兼ねた総会のみならず、多くの公式行事がキャンセルとなり、再開の
 見通しに関しても極めて悲観的と言わざるをえない状況が続いています。
  斯様な事態を勘案してか、最近、或る会員から「新型コロナ禍で日研の各行事が中止に追い込
 まれていることを考慮し、日研会費を返却する考えはないのか?」とのご質問を頂きました。ご
 もっともな質問ですので、執行部を代表して公式見解を申し述べさせていただきます。
  結論を要約しますと、遺憾ながら「日研会費の中で公式行事に割かれている割合は低く、一方
 例年期待されている広告収入、寄付金などの大幅減少が確実なため、会費の返却は困難である」
 となります。会員の皆様にご納得いただけるよう、以下、昨年度の収支と対比しながら説明申し
 上げます。詳しくは、平成31年度/令和元年度の決算報告書(全支部理事宛に送付)をご参照く
 ださい。お手元に決算報告書がなく、内容を閲覧したいとの会員がおられましたら、本部事務局
 に連絡をお願いいたします。会員には全て公開しております。

◎平成31年度/令和元年度 収支
収入の部:会費10.5百万円、広告収入3.1百万円、寄付金1.2百万円、雑2百万円。計16.8百万円。
支出の部:本部事務所の維持費3.9百万円、日研ニュース発行費4.2百万円、会員名簿発行費1.8百
     万円、放流費1.6百万円、本部大会補助0.7百万円、地区大会補助0.5百万円、賞品・賞
     状・記念品代1百万円、予備費執行(見舞金、釣フェスタ)0.2百万円、雑(日研グッ
     ズ購入、各部運営など)2.1百万円。計16百万円→結果として0.8百万円の入超。
新型コロナ禍の令和2年度 収支予想
収入の部:会費9.6百万円、広告収入2.6百万円、寄付金0.1百万円、雑0.7百万円、計13百万円。
支出の部:本部事務所の維持費3.9百万円、日研ニュース発行費3百万円、会員名簿発行費1.9百万
     円、放流費1.8百万円、本部大会補助0.1百万円、地区大会補助0.4百万円、賞品・賞状
     ・記念品代1.1百万円、予備費執行(釣フェスタ)0.1百万円、70周年記念事業費0.8百
     万円、雑(日研グッズ購入、各部運営など)1.9百万円。計15百万円。→2百万円の出
     超。但しここで、日研70周年にあたり、記念品のための予算を執行したことを考慮いた
     だきたい。また、これも既に執行済みの、在庫発注および地区大会補助等を来年度へ繰
     り越し=来年度は減少の形で反映すると、実質0.4百万円の出超でとどまります。
 解説
 令和元年度からの繰越金は7.7百万円あり、新型コロナ禍に襲われて広告収入および寄付金収入
が減る中でも「日研の収支は安定を保っている」と評価できましょう。全ては、会員の皆さまが納
めてくださる年会費のおかげです。一方、上記にあるとおり、会費収入の多くが固定費である事務
局維持費、日研ニュース、会員名簿に割かれています。すなわち、行事中止に伴う会費の返却は難
しい状況にあります。
 なにより、行事に対して本部より補助金を拠出しているのは、スポーツ庁長官杯、環境大臣杯
(団体トーナメント決勝)、農林水産大臣杯の3冠大会、冠取得を目指している個人ベストテン決
勝および総会翌日に開催される地区懇親釣会の5大会に過ぎず、その他の中央の行事は日研ニュー
ス掲載の収支報告にあるとおり「全て独立採算」で運営されています。また、地区の行事について
は、補助金を拠出したうえで、運営は全て各地区にお任せしています。此の事情は是非ご理解くだ
さい。
 では、固定費を削減して会費の返却に充てることが出来るのか?私たちも此の問題に無関心なわ
けではありません。此れまでも、執行部内および常任理事会をはじめとする会議の中で検討を重ね
てきました。その結果、@本部事務局を都内に間借りし、専門の事務局員を置くことで日研の会員
への便宜がスムースに図られている。A本部事務局の今一つの重要な意義は、執行部および各部活
動の会議場所、大会の準備や機材・賞品等の倉庫、日研創立以来の資料・記録の保管庫としての機
能にある。B日研会員にはPCやスマホを好まぬ高齢者も多く、何回か調査をしても大勢は紙媒体で
の日研ニュースおよび名簿の発行を支持するものである。との結論に達し、現在に至っています。
中でも、コスト削減(平成31年度/令和元年度において発行費用と広告収入の差額は3百万円)に
つながる「日研ニュースおよび名簿の電子化(HPへの掲載)」は毎回のように、広報部長より常任
理事会(理事会上程の議案を審議するフリーディスカッションの場)へ提案していますが、会議参
加の常任理事より多数の賛同を得られていない、すなわち理事会での審議や採決に至っていないの
が現状です。斯様な経緯から我々執行部は当面、現状の運営方針が大多数の会員に支持されている
と認識し、今日に至っています。

 今後について
 以上が日研組織運営の実情ですが、今一度冷静に眺めて参りますと、もちろん会費収入の相当な
割合を消費してしまう固定費は大きな問題であり、特に今後、高齢化に伴う会員減少が続くと財政
破綻を引き起こすことは必定と認識せざるをえません。しかしながら一方で、この愛すべき「へら
鮒釣り」を若い世代に継承して行くためには、手前味噌になりますが、我が日研のような社会的に
も評価される由緒正しき組織が必須であり、そのためには「何等かの方策を講じて経済的基盤を維
持していくことが求められる」ことも事実です。
 そこで、会員の皆様に改めてお願いがあります。是非、遠隔地で直接の参加は難しくとも、理事
会、常任理事会、支部長会等の場を有効に利用され、皆さまが抱いている疑問を率直にご提示くだ
さい。今回のような「新型コロナ禍で各行事が中止される中、一部の会費の返却を検討出来ないも
のか」との提案も歓迎なのです。あるいは公式の場でなくとも、支部の例会や会合、地区の行事や
役員会などで議論いただき、それを会員の皆様に“近い”理事や常任理事に託していただくことも
手段の一つと思います。
 我々執行部では日研ニュースや日研Website(ホームページ)で運営方針や活動内容をお伝えし
て参りましたが、それでは不充分、一方通行である、意見を気軽に申し述べられる環境がない、等
々のお叱りや不平不満を耳にする機会が増えて参ったように感じております。「カワウ問題への具
体的活動方針が聞こえてこない」「池の水をかいぼりし、へら鮒を国内移入種として駆除するTV番
組に抗議しないのか」「著名釣り場がブラックバスの釣り人に乗っ取られて平気なのか」「自然災
害で被災された会員や釣り場関係者に冷たい」等々。
 日研は皆さまが思われる以上に民主的な組織です。会則を読んでいただければ自明ですが、常任
理事会、地区長会、支部長会等で出た案が、理事会で審議および採決され、日研の運営を決めてい
く規則となっています。意外に思われるかもしれませんが、実は我々執行部および実務にあたる常
任理事は全くのボランティアスタッフで、理事会での議決権を持っていないのです。理事会こそが
日研の国会、日研で一番力を持っているのは各支部の理事なのです。
 頂戴したご意見、課題に関しましては、必ず会議の場で審議させていただき、重要案件は理事会
の議題として取り上げ、結果をご報告します。我々は皆さまの叱咤激励に応え、より理想的な組織
として日研を維持、発展させたいと願っています。
 今後とも宜しくお願い申し上げます。
                                    理事長 遠藤克己
 
令和2年度 全放協・日研放流予定表
NO 放流日 放流場所 全委 小計
(kg)
日委 小計
(kg)
合計
(kg)
10/11
(日)
北海道地区 179 909 1,088 55 55 1,143
10/17
(土)
千代田湖 300 2,595 2,895 2,895
10/18
(日)
間瀬湖・
円良田湖
500 1,000 1,500 1,500
10/18
(日)
青森地区 120 831 83
443 1,394 83 1,477
10/25
(日)
三島湖・
豊英湖
450 2,000 2,450 150 150 2,600
10/25
(日)
神流湖 700 1,000 1,700 1,700
10/25
(日)
精進湖 600 1,625 2,225 626 626 2,851
11/1
(日)
福島地区 89 330 88
300
300
738 1,757 88 1,845
11/3
(祝)
長野地区(A) 松原湖駐車場 100 363 12
307
908 1,678 12 1,690
10 11/3
(祝)
長野地区(B)  諏訪IC 83 2,248 93
317 2,648 93 2,741
11 11/7
(土)
新利根川・
横利根川
300 330
500 800 740 1,070 1,870
12 11/7
(土)
道の口沼・
宮島親水公園・上の島新川・
小見川・黒部川
600 352
180 780 352 1,132
13 11/8
(日)
山形地区 135 1,647 105
609 2,391 105 2,496
14 11/8
(日)
秋田地区 163 753 255
1,578 2,494 255 2,749
15 11/12
(木)
小貝川吉野
  (A)
3,261 3,261 3,261
16 11/14
(土)
中京地区 236 2,321 150
909 3,466 150 3,616
17 11/15
(日)
長野地区(C) 安曇野IC 363
1,027
396 1,786 1,786
18 11/15
(日)
西湖 1,000 1,000 1,000
19 11/15
(日)
多摩川・清水公園・横浜山崎の池・等々力FC・浮間公園 650 172
400 1,050 172 1,222
20 11/22
(日)
横利根川 200 200 811 811 1,011
21 11/22
(日)
水沼ダム・
神岡の池
300 350
326 976 976
22 11/22
(日)
東海地区 253 2,558 2,811 110 110 2,921
23 11/29
(日)
宮城地区 166 2,268 2,434 160 160 2,594
24 11/29
(日)
九州地区 285 853 1,138 187 187 1,325
25 12/6
(日)
水元内溜・
溜池公園・
川口ふな池・
中沼・印旛新川・まこも池・
舎人公園
1,100 100 190
1,200 190 1,390
26 12/10
(木)
小貝川吉野
  (B)
3,261 3,261 3,261
27 12/10
(木)
久喜菖蒲公園・明秋釜虎・
川里弁天
300 500 250
500 1,300 250 1,550
28 12/19
(土)
三名湖・
大郷戸ダム
200 2,100 85
300 2,600 85 2,685
  合  計 9,389 36,372 45,761 2,970 8,556 11,526 57,287
57,287
 
第16回 農林水産大臣杯争奪戦のお知らせ
期  日:11月23日(勤労感謝の日)、雨天決行。
場  所:横利根川(ベロ〜仕切り網)、全員舟釣り。出舟舟宿は当日朝、受付時に抽選
     で決定。
参加資格:別紙のいずれかに該当する者。
参 加 費:4,000円(舟代含む)、全員に参加賞あり。
申込方法:添付の申込書に必要事項記入の上、「郵送、FAXあるいはメール」にて下記
     まで申し込む。メールの場合、必要事項の明記でも可。同時に参加費をゆうち
     ょ銀行【店名】018(読みゼロイチハチ)【店番】018【預金種目】普通預金
     【口座番号】9324889 ニホンヘラブナツリケンキュウカイあて支部名
     または個人会員名あるいは団体名および振込者名(例:イワイ ヤマダタロウ)
     (例:コジン ヤマダ タロウ)を記して振り込む。
     (注)参加資格が3)に該当する者は、申し込み前に、電話、FAX、電子メ
     ールなどで参加の可否を必ず事前に照会のこと。
     尚、一旦収められた参加費は、理由の如何にかかわらず返金しない。
申 込 先:〒135-0004 東京都江東区森下1−18−7
     日本へら鮒釣研究会 本部事務局 吉田 信之 宛
       Tel:03−3846−5077/Fax03−3846−5113
E-mail:zimukyoku@nikken-web.net
申込締切:11月9日(月)必着。
当日の受付:中島屋 午前5時集合。ミーティング後に各舟宿に移動。
大会本部:中島屋 
競技規定:日本へら鮒釣研究会競技規定による15cm以上のへら鮒の全重量。
     同重量の場合は検量担当役員責任者の抽選によって順位を決定する。
競技開始:午前6時30分出舟は本部役員の指示に従うこと。各舟宿出舟は追い越し禁止
     とする。曳舟は午前6時45分(旧水郷館まで曳舟)
検量場所:出舟舟宿(平野・中島屋・小松屋・堀井・(旧水郷館・曳舟者のみ))の5ヵ所。
     当日朝、抽選で決定した舟宿から出舟し必ずその舟宿で検量を受けること(曳
     舟者を除く)。
検量締切:各検量場所共午後2時とする。(午後1時30分より検量受付開始)
表 彰 式:午後3時(予定)より、中島屋にて。
     優勝者には農林水産大臣杯授与。以下、入賞は20位まで。
     入賞者上位5%まで翌年度の個人ベストテン決勝戦の参加資格を得る(端数が
     出た場合は切り上げ)
注  意:@出舟舟宿は、当日朝の受付時に抽選し決定する。出舟舟宿の変更は認めない
      が、横利根川域内であれば移動自由とする。また、船外機の使用は一切認め
      ない。
     A舟着けの両隣の間隔は舟一杯程度とする。又、水竿は岸より一本以内とする。
     B大会前日に釣舟組合による成魚放流が予定されている。
     C大会前日の試釣を認める。
     D対象魚は検量後放流出来るよう丁寧に扱い、鮮度の落ちたものや損傷の激し
      いものは除外する場合がある。当日の検量担当役員の判断に従うこと。
     E本行事は日本へら鮒釣研究会の主催・指揮の下で実施する。疑義が発生した場
      合は日本へら鮒釣研究会がその解決に当たる。
     F来年度シードは、6位までとする。
参加資格:下記のいずれかに該当する者。重複した場合でも下位の繰り上げは認めない。
     尚、3)に該当する者は、申し込み前に必ず本部(企画部長 植原 亨 宛)
     に参加資格照会を行うこと。
     1)日本へら鮒釣研究会の会員であって、同会が主催する本年度公式行事
       (下記)で優勝または準ずる成績を獲得した者。
       秋季大会(舟・陸各上位5%まで)(日研会員のみ)
       前年度アングラーオブザイヤー(中央・地区各20位まで)
       昨年度当釣大会6位までの入賞者(シード)
     2)日本へら鮒釣研究会に所属する支部で、昨年度の年間成績(年間1位〜
       3位)を獲得した者3名。
     3)日本へら鮒釣研究会に所属する支部で構成される地区、ブロック等が独自
       に開催する行事(下記に例を示す)に於いて最優秀成績(優勝)を獲得し
       た者。
       ブロック大会
       地区放流バッジ協賛者懇親釣大会  等々
     4)日本へら鮒釣研究会に所属する会員(個人会員も含む)で、日本国内の主
       要へら鮒釣り大会(釣り場の大会※、メーカー主催トーナメントなど)に
       於いて優勝または準ずる成績を上げた者。(必ず、申し込み前に本部に照
       会、参加可否を確認のこと)
       ※例:横利根川へら鮒釣大会、神流湖へら鮒釣大会、稲敷市あずまふな釣
          り大会、佐原のふな釣り大会、三名湖へら鮒釣大会、等々
     5)日本へら鮒釣研究会に所属する会員(個人会員も含む)で、日本へら鮒釣
       研究会の活動にご理解ご協力を賜っている釣具業界、出版業界、友好団体
       などが主催するトーナメントに於ける上位入賞者または、その推薦する釣
       り人(所属インストラクター等)。
 
令和2年度企画部懇親釣会 2月11日(祝)真嶋園
参加:36名
順位 役 職 氏 名 支部名 釣果(Kg)
1 企画部部員 池田 隆司 取手 23.800
2 企画部部員 石崎 肇 浮藻 21.800
3 企画部副部長 近藤 隆之 岩槻 21.400
4 企画部副部長 坂巻 茂夫 東葛 21.000
5 理事長 遠藤 克己 赤坂 20.600
6 相談役 松井 修 若竹 20.000
7 企画部副部長 鈴木 義弘 草松 19.500
8 企画部副部長 竹野谷 重光 浮藻 19.200
9 企画部副部長 寺嶋 経二 浦和 18.800
10 渉外部長 若狭 賢三 川越 16.400
11 本部事務局 吉田 信之 青空一竿 16.000
12 総務部長 北林 輝政 築地 15.600
13 企画部副部長 関 正一 千葉 14.600
14 山梨地区 渡辺 幸一 富士五湖 14.400
15 相談役 高橋 信吾 若竹 14.200
16 企画部副部長 阿川 眞治 13.800
17 相談役 安齋 正弘 結城 12.600
18 副理事長 成田 和也 浮藻 12.400
19 特別会員 小池 康典 若竹 12.200
20 企画部副部長 横山 菊雄 墨田 12.000
20 企画部副部長 川島 利弘 上野 12.000
22 企画部副部長 菅澤 博雄 佐原 11.800
23 企画部副部長 沢野 勝行 目黒 11.200
24 相談役 高野 一 甲府 11.000
25 企画部長 植原 亨 岩井 10.400
26 企画部副部長 平 芳明 立川 10.200
27 相談役 大木 宏二 池上 9.400
27 山梨地区 数野 順久 甲斐 9.400
27 企画部副部長 齋藤 丈二 千葉 9.400
30 相談役 井上 利夫 八王子 8.400
30 経理部長 高橋 毅武 大森 8.400
30 相談役 小堀 義雄 文京 8.400
33 企画部副部長 久保 達彦 浮藻 7.400
34 一般 西宮 志津子 一般 7.200
35 企画部部員 西宮 清 赤坂 6.200
36 山梨地区 石合 定則 甲斐 5.800
 
2019年度 AOY最終結果
◎中央の部
順 位 氏 名 所属支部 点 数
1 高柳光雄 八街 86
2 佐竹喜仁 64
3 石崎 肇 浮藻 56
3 石川和人 浦和 56
5 橋本輝舟 群馬太田 54
6 吉田健一 成増 43
7 黒川 誠 みずほクラブ 39
7 大野忠雄 八街 39
9 斉藤宏一 38
10 浜田 優 個人会員 37
11 石毛孝一 あずま 36
12 大久保隆司 青空一竿 35
12 野口喜律 個人会員 35
12 内島康之 個人会員 35
15 小林 達 赤坂 34
15 田上 弘 取手 34
17 早川浩雄 個人会員 33
17 五島之夫 個人会員 33
17 池田隆司 取手 33
20 新井森男 取手 32
20 原田雄一 静岡静水会 32
22 八木英一 佐原 30
22 松岡芳則 立川 30
24 山口伸一 個人会員 29
24 石淵敏彦 29
26 阿川  真 28
27 長島 清 紫水会 25
27 橋本孝彦 浦和 25
27 山口和夫 群馬大田 25
30 戸張 誠 個人会員 24
30 西宮 清 赤坂 24
30 熊木正勝 浮藻 24
30 羽深一弥 上越 24
30 田中 誠 成増 24
35 牛山成二 浦和 23
35 篠塚 清 岩井 23
35 酒造田信義 千葉 23
35 杉山三善 結城 23
39 鈴木幸男 あゆみ 22
39 尾形達郎 池袋 22
39 金子義雄 久喜 22
39 茂木昇一 個人会員 22
39 野辺昌弘 結城 22
44 金岡良夫 小見川 21
44 吉楽俊男 取手 21
44 川上岩男 八街 21
47 櫻井直樹 赤坂 20
47 小更和巳 岩井 20
47 赤堀 健 静岡静水会 20
47 安齋正弘 結城 20

◎地区の部
順 位 氏 名 支 部 点 数
1 藤田恒雄 いわき 51
2 綿貫千晃 長野中央 33
3 赤堀 健 静岡静水会 32
4 坂本孝明 金沢 31
4 後藤魚真 筑後川 31
4 小野澤誠 長岡 31
7 山本達雄 富士五湖 30
8 小池吉雄 加茂 29
8 勝山 正 新津3H 29
10 浜田正広 愛知峰春 28
10 土屋吉広 山形銀友 28
12 坂本貴将 三沢木崎野 27
13 坂田裕幸 新発田 26
13 蹴揚敏男 三沢木崎野 26
15 西村清春 福井 24
16 石川泰大 上越 23
17 小原泰則 宮城阿武隈 22
18 佐藤明弘 秋田鷹巣 21
18 根本芳春 いわき 21
18 菊池 昭 宮城阿武隈 21
21 浅場紀人 静岡静水会 20
21 毛利次雄 松本葵 20
21 浅沼英夫 山形飛びぬけ 20
24 牧野陽充 秋田中央 19
24 江川辰也 岩手江刺 19
24 細川 弥 静東 19
24 河野和義 筑後川 19
24 浪岡岩男 三沢木崎野 19
29 近藤茂樹 いわき 18
29 石川博巳 岩手盛岡 18
29 酒井清明 小松 18
29 成澤 進 長野中央 18
33 小松 進 秋田大曲 17
33 大沢 良 秋田三輪 17
33 池田雄次 富士五湖 17
33 小林睦人 富士五湖 17
33 大友 弘 宮城阿武隈 17
38 近藤影水 三条 16
38 近藤裕雅 名古屋蓬左 16
38 高橋敏裕 福井明釣会 16
41 増田直樹 愛知峰春 15
41 神 才以 青森 15
41 柳谷秀雄 青森 15
41 保坂常男 秋田中央 15
41 日下康彦 岡山 15
41 戎末光彦 岡山 15
41 我妻一也 仙台まこも 15
41 斉田隆一 長岡 15
41 前田俊道 博多 15
41 牧野和幸 福井明釣会 15
41 斉藤直樹 北海道道北 15
41 蛯名直美 三沢木崎野 15
41 佐藤峰男 水沢中央 15
41 佐藤勝夫 宮城岩沼 15

◎支部の部(中央の部)
順 位 支 部 点 数
1 八街 166
2 144
3 取手 140
4 赤坂 110
5 成増 108
6 浦和 104
7 佐原 100
8 あずま 90
9 84
10 浮藻 80
※ 11月26日現在。ご自身で把握する点数と差異ある場合、至急広報部・吉本までお知らせ
 ください。
 
イベント参加費の振込口座の変更について
 大会参加費の振込先が平成31年度より変更となりました。
 詳細は次の通り。
(ゆうちょ銀行)
(店番)〇一八(ゼロイチハチ)
(預金種目)普通預金
(口座番号)9324889 ニホンヘラブナツリケンキュウカイ
 
令和3年(第50期)放流協賛金(放流バッジ)のお願い
 今年度は、10月11日(日)の北海道地区を皮切りに、12月29日(土)の三名湖・大郷戸タムまで、全放協分9,386kg、全放協委託分36,372kg、日研分2,970kg、日研委託分8,556kgの合計57,287kgを全国の湖沼に放流する予定となっています。
放流協賛金(放流バッジ)1個:1,500円
なお、放流バッジ送付は11月に入ってからになりますのでご了解願います。

申込先:全日本へら鮒放流協議会 〒135-0004 東京都江東区森下1−18−7
                              日修ビル2F
TEL:03-3846-5077 FAX:03-3846-5113
E-mail:zimukyoku@nikken-web.net
必要記載事項:氏名、郵便番号、住所、電話番号(携帯)、必要個数
 
特報「三島湖 石井釣舟店」について
 長年お世話になっている石井釣舟店について「廃業するのでは」との噂が流れ、多くの釣
り人たちが心配しています。今回、同店より下記の連絡を頂きました。
 廃業はしません。来客数が少ない中、バス釣りの客数がへら鮒釣りの客数を上回る現状を
踏まえ、平成30年度より営業形態を変更して継続します。すなわち、例会だけでなく、個人
客も「完全予約制」となります。事前に電話連絡のうえ、ご来店くださるようお願いします。
 もちろん、夏季大会の際は出舟の舟宿となります。
 なお、1月1日(月)〜1月3日(水)は休業します。
 平成30年度からは、電話予約をしないと…石井釣舟店は扉を閉めています。皆さま宜しく
お願いします。
(総務部長:北林 輝政)
 
傷害保険加入のお知らせ
 日研本部では、今年度から中央の部の本部主催の釣りイベントに当日限りの傷害保険に加
入することとなりました。
 対象期間はイベント当日の午前0時から午後12時までの24時間で、ドアtoドアノの釣行中
の傷害のみ対象となります。
 対象者全員の氏名を後日、保険会社に届けなければならないため、早上がりをする場合は
必ず検量カードに氏名を記載して、日研本部に提出してください。
死亡:50万円、入院日額:2,000円、通院日額:1,000円、手術入院時:20,000円、
手術外来時:10,000円
連絡先:損害保険ジャパン日本興和株式会社 代理店 中澤 岳(090-3533-4086)
 
各支部・各地区の広報担当者へのお願い
 日研のホームページに掲載する記事の写真ですが、JPGをワード文章に貼ると、編集の
加工で画質が著しく悪くなりますので、ワード文章やエクセルシートに貼らずに、JPGの
ままメールの添付ファイルとして送付してください。よろしくお願いします。
 なお、文章はエクセルではなくワードでお願いします。(エクセルは変換が大変です。)